買い物の途中、サッカー部のマネージャーと買い出し中の魁に出くわす芳香。デレデレしたり照れたり芳香に嫌そうな顔をしたりと魁も色々な顔を見せていて初期よりもかなり好感度が上がってきました。マネが好きだけど高嶺の花なのでアタックする気はないと珍しく弱気な魁に一肌脱ごうとする芳香。こういう、身内に恋愛事情を見られて鬱陶しがるのってゴーゴーファイブでもありましたけど兄妹モノでは妙に好きなシーンです。兄妹がいないので憧れているものの一つですね。
芳香が変身してあれこれ画策しますがどれも裏目に出てしまいます。芳香、どうも発想が若干古いです…ムード作りで和菓子屋でピンクのライトとは最早センスがないとしか。そう言えば芳香暇そうですが第1話で言われていた27歳カメラマンはどうしたんでしょうか、諸々衝撃で忘れられてしまったんでしょうか、可哀想に。可哀想といえば魁は今回マネにまで平手されてましたね。毎話殴られていてそろそろ哀れです。
一方今回のインフェルシアは何やらタクシー絡みのよう。麗の占いでは擬態する昆虫がヒントとして出されているようです。ということはタクシーの運転手に化けているとかですかね。なんとも分かりにくい占いです。前回は探索場所を一発で教えてくれたのに。あと魔法の部屋の本は洋書で、少なくとも長男には読めるようです。さすが魔法使い。
芳香に雰囲気をぶち壊され、マネに帰られて落ち込む魁ですが、どうせ好かれていないと諦めモードです。そんな魁を芳香は励まします。母が死んだ時に諦めかけたけれど勇気を持って戦ったら希望が見えた、今度は自分が夢を運ぶ役目を全うするんだ、と。うむ、良い話だが思春期のDKが好きな子に思いを伝えられなくて腐っているところに「母さんに怒られちゃうよ」はいじけちゃうと思うんです。
魁に放置されあんみつをかけられ荷物を全部持たされて帰るマネ。「小津くんの、馬鹿。」ここ超可愛いです。てかこの子本当、清楚可愛い。そんなJKに怪しいタクシーが近づきます。なんとタクシーそのものがインフェルシア、ミミックだったのです。手足にタクシーの名残が付いているのが可愛らしいです。マネの叫び声に駆けつける魁と芳香。間一髪で助け出します。あれ、これはレッドに一目惚れ展開の予感。他の3人も合流しますが、ミミックの飼い主であるヴァンキュリアに阻まれます。ヴァンキュリア様毎度強いです。ミミックは渋滞に紛れてしまいますが、芳香がヴァンキュリアに変身して誘き出すことに成功します。ここで珍しく真面目な芳香に良い加減なことを言うなと軽く茶々を入れる翼に対して、魁が芳香は良い加減じゃないとマジレスしていますがそんなに怒らんでもと思います。魁、少々熱血キャラ造形が空回って短期でうざいやつになりつつある気がします。
ともあれ芳香の機転でミミックを発見し、魁と芳香の連携プレーで撃破します。芳香大砲に魁がビビっていましたが、あなたいつもレッドファイヤーで同じことしてますよ。巨大化後もマジキングでチェックメイトします。やっぱりカッコいいぞ魔法斬り。
後日、マネに告白する魁。マネも魁が好きなようでしたがマジレッドのイケメンぶりに上書きされてしまったようで、お断りされます。自分に好きな子を取られるとは。しかし突然現れた全身タイツがカッコいいとはこのマネ特殊性癖ですな…今回振り回される魁を見て、ひとまず主人公を嫌悪感なく見れるようになりました。良かった。