初っ端から平手打ちされる魁。よくやった麗!!形見の鏡を割られて怒っているようです。そら妥当な理由です。どうすりゃいいんだよじゃないぞ魁。謝ればいいんだよ。
一方、今回のインフェルシアは人を石にする能力のよう。家で子供が待っているお父さんが餌食になるなどなかなか容赦ないです。そしてマジレンジャーへの魔法110番とやらが一種の都市伝説みたいな形で巷に広まっているようです。戦隊が世間でどういう扱いになっているかが描かれているのは好印象です。この頃ってテレビでもそういう都市伝説系の話題がいっぱいあったような気がします。誰が広めたんでしょうか、大方芳香が喋りまくっているんでしょうが。そういえば魁は高校生だとしても他4人はなにしてるんでしょう。大学とか行けてるんですかね。さらに魔法使いにはそれぞれ特殊魔法があるそうです。こういう固有能力ってロマンがあります。今回はブルーの特殊魔法、占いで人探しです。兄弟に遠慮した態度をとる魁って珍しいですね。探し場所がわかっても動かない麗に絡む魁。翼が厄介ごとの原因は大体魁のせいだと言っていましたがまあ割とその通りです。主に魁が相手が我慢できないレベルの煽り体質なのが悪い。
麗を置いて出てきた4人はたくさんの石像を見つけます。コカトリスがこいつらを食べるようですが、その場で食べる設定じゃなくて本当に良かった。コカトリスは結構強いらしく、攻撃が全く通用しません。さらに石化ビームを魁に放ってきます。いいぞ、そのまま石にしてしまえ!ピンチの魁をかばって駆けつけた麗が石になってしまいます。離脱するときに麗の石像と魁のほうきを回収しているのが小技効いてます。
マンドラによればレッドの特殊魔法、錬成術で元に戻るとのこと。こいつ…炎の錬金術士だ!!チェックメイトで指パッチンしてますからね(違)しかし魁の魔力が未熟なため石化魔法を解くのは100パー無理。それでも魁は呪文を唱え続けます。魁が魔力も体力も消耗しきった頃に、マンドラがコカトリスを倒せば魔法も解けるかもとか言い出します。…戦隊のお約束ですね?早く言えよ。
その頃残り3人はコカトリスを操るヴァンキュリアにボコボコにされていました。そこへ駆けつける魁。石像麗を背負っています。さすがレンジャーになる人間は体力も一流だな!石化ビームを鏡で反射してコカトリスを石化させ、レッドファイヤーでチェックメイトです。目論見通り元に戻った麗と抱き合う魁。麗は石化状態中も魁の頑張っている姿が見えたと言います。ということは食べられた人たちにも意識はあったと…?恐ろしい話です。石化しても魁を信じた麗の勇気で新魔法を習得します。前回の蒔人の時もでしたが勇気って割となんでもありなんですね。良いこと、見習うべきことを勇気と置き換えてちびっ子に伝えているってところでしょうか。ところで今回のシーンで麗の教育番組っぽい台詞の言い方が引っかかりました。戦闘シーンの方が自然な喋り方できてませんか?名乗りや気合いに張りがあって聴きやすいので余計に気になります。
チェックメイトされたコカトリスはウルザードに巨大化させられます。対するマジレンジャー、新魔法で遂に5人合体、巨大ロボマジキングに変形します。マジレンジャーはロボ化までの過程を随分丁寧に描いています。どうやら合体したそれぞれは思念体となって意識を共有している状態の様子。まあ麗なんか足パーツですから真っ二つですからね。それから元が小さいためにパーツとしても小さすぎて目立たないピンクが哀れです。イエローなんか原型より大きいのに。でっかい翼がかっこいいのですが魔法の帽子が邪魔ですね…そんなマジキング、大量に発生させた魔法剣を飛ばして敵を足止めするというマジカッコ良い技を使います。止めの魔法斬りも翼がバッと開いて浮かび上がった魔法陣ごと相手を斬るという正統派イケメン技。
かくして今回の敵も無事チェックメイトされ、魔法110番としての初仕事も終了したのでした。ところで魁、あんなに謝る謝ると言っておいて結局謝ってませんよね??