開始早々ジュウオウキングでカマくさい怪人をぶっ倒すところから始まります。「美しいっていうのはこういう事だ!」とか大和が言いながらジュウオウ斬りをかますのが何か違和感が。大和にそういう美醜のこだわりがあるとは思えませんし、ジュウオウ斬りはどっちかというと美しい技ではない…
一件落着して帰ってきた一同ですがデスガリアン反応に現場に向かいます。しかしそこにいたのは巨大化した先ほどのカマ怪人。とりあえず開幕戦の流れをそのままなぞって倒します。というわけで今回は早くも戦隊恒例エンドレスエイト回です。カマ怪人・ハナヤイダーの花粉で繰り返し同じ夢を見させられている間に宇宙最大の食肉植物を育てて地球の生き物を一掃しようという作戦なのです。これ観戦しているジニス様的にはすっげーつまんなくないですかね?
さて、ジュウオウジャー一同は何度も同じようなデスガリアン反応で同じように出動するのですが、セラが何となくデジャブを指摘し、みんな薄っすらと違和感に気づきます。大和はこの日の朝泣いているセラに出くわしてブローチを拾ったことを思い出します。セラは両親の結婚記念日だったので帰りたかったなーという事でホームシックになっていました。大和が手紙を書いて元気を出したらどうかと提案したところでデスガリアン反応が出て、ハナヤイダーの能力に捕まったのでした。大和は本当にフォローに回る役ですねー。もうそろそろ10話になるところですがまだジュウマン組が帰りたい感を前面に出しているのが結構意外です。大和くんとしては切ねえぜ。
大和は今このデジャブ空間が現実なら朝のセラのブローチを持っているんじゃないかと思いつきます。果たして現実世界で寝相的に夢の中と同じ行動をしていたため目を覚まします。ここで鼻が効くために花粉の効果をもろに食らっているタスクだけが目が覚めないのがいいですね。今回セラが耳がいいために夢の中でちょっとした違和感に気づく描写があって、前回のレオとセラのように2人の能力がフォーカスされてます。5感が鋭い描写は探索時にちょっと役立つ程度かなーと思っていたのでこの丁寧さは好感度高し。
セラが持ち前の耳の良さでハナヤイダーの居場所を突き止め、戦闘開始です。能力元の花を破壊しますが、食肉植物が育ち切って追い詰められるジュウオウジャー。植物なのに電気攻撃ってのが解せないぜ…しかしその時都合よく地中の根に絡まっていたキューブモグラが覚醒し、食肉植物を破壊します。キリンの仲間的なやつです。キリンもそうでしたがサポートキューブって単体で強すぎないですか。一同は形勢逆転してゴリラ組体操でハナヤイダー撃破。コンティニュー戦ではハナヤイダーが雑コラのような植木鉢で防御力を上げますがモグラドリルで一撃爆殺です。まあ技の見た目は微妙。
一件落着ですがセラの両親の話を聞いて何となくホームシックが伝染する一同でした。ジュウマン達が大和の両親の話を聞こうとしますが何となく大和がはぐらかしたところで幕。これは大和くん何か不安要素を抱えてるんですかね。心配だな。