テンション高いチョー氏のタイトルコールで始まった今回、仮面ライダーゴーストとのコラボ回です。
のっけからアムに家事当番を全て押し付けられて怒り心頭のタスク。家事をすっぽかしてパン屋から帰ってきたアムに文句を言おうとしますが逆にタスクの方が家事が上手いんだから効率的、と言いくるめられます。アムは自分が可愛いと自覚しているのを武器にして行動しているのがイラッとするのですが、対するタスクも生真面目を通り越して周囲と折り合いつけられなくて今まで生きづらかったんだろうなーというのが滲んでいて見てて辛い。2人とも今後の成長に期待です。しかし童貞臭しかないタスクにいきなり唇に指当てて喋るとかアムちゃん魔性のトラ娘よ…
服を買いに行ったアムを追いかけてタスクも出て行きます。「アムはズルい。僕は許さない。絶対に注意する。」って台詞可愛くないですか。なんか妙にツボに入っちゃいました。出先でデスガリアンの気配を感じた2人はクバルに遭遇します。 いつもよりアクションのアクロバティックさが増してて楽しいですね今回。
しかしアムはクバルに負けて謎の注射器に吸い込まれてしまいます。一瞬で液状化したってこと?なにそれこわい。さらにメーバに注入されてアム頭で小刻みにブルブル鳴くメーバにされてしまいました。なにそれホントこわい。意思が消えたアムメーバはタスクに襲いかかります。相手がアムということもあって圧倒されるタスクですが辛くも逃げ切ります。「僕は君を必ず助ける。だって僕は君のことが…」お?フラグか、童貞?
一方留守番組の赤青黄は気配を感じて駆けつけた海岸でシオマネキングに遭遇します。初代ライダーの懐かしき敵です。もっさりとしたスーツもアビアビいう鳴き声もショッカーベルトも昭和臭いあれです。本能覚醒で片付けようとする3人の前に天空寺家のタケル殿が現れます。速攻で変身しシオマネキングと戦います。3人のカラーに合わせてフォームチェンジも赤青黄ですね。タケルの変身に喜ぶ3人が視聴者すぎて微笑ましいです。しかし数ヶ月先行していましたのでタケルの演技は安定感あるんですがまったく引けを取らないジュウオウ組地味に凄い。
テンションの上がった3人も変身してシオマネキングと戦います。ゴーストはコミカルな動きが似合うので戦隊との親和性は高いですね。一同野生解放してタケル殿に至ってはグレイトフル魂にまでチェンジして可哀想なまでのオーバーキル。むしろここまでよく耐えた。こちらもテンションが上がったジニス様によりコンティニュー戦に入ります。食べると効くんですねあの細胞。巨大化とジュウオウワイルドにはしゃぐタケル殿ですがお前もイグアナ持ってるだろ…完全にこちらもヒーローショーに来たよい子と化してます。シオマネキングを完全撃破したのを見届けるとあっさり帰宅。もうちょいいいコラボの仕方はなかったものか…
その頃みんなを待っている時間はないと単身クバルの元に出向いたタスクは体を張ってアムに呼びかけていました。クバル銃は結構出力がでかそうなんですが蜂の巣状態で食らいまくってるタスクさんの体が心配です。ちょうど3人が駆けつけると同時にアムがタスクにとどめをさすのですが、それは2人の作戦でした。タスクの呼びかけで意識を取り戻したアムメーバはクバルに攻撃して注射器を奪い、タスクがそれを使ってアムをメーバから吸い出し復活させたのでした。え…それでいいの…?大丈夫なのアム…?液状化から湧いて出てますけど冷静に考えてエグい絵面だよね?ジュウオウジャーをゲームのいいスパイスと認めたクバルは余裕を残して立ち去ります。
体力限界でぶっ倒れたタスクに変わって家事に勤しむアム。「僕は君のこと…」の続きが気になってワキワキしていた一同でしたが、「僕は君のことちゃんと注意したかったんだ。」のミスリードでした。まあそうだよね。目覚めたタスクに小煩く説教されるアムの微笑ましいシーンで終了。
今回は結構敵の手段がエグくて攻略しにくそうだったのでコラボパートに尺とったのがもったいなかったなーと思います。